株式会社　NK工業

アルカリ型ノーシアン浴の亜鉛ーニッケル合金メッキで、均一電着性と被覆力に優れています。

ニッケル共析率12~18%の均一な合金組成の被膜が施され、熱に強く、高温環境下での耐食性は、亜鉛および亜鉛系合金めっきの中で最も優れています。
具体的には、３価クロム化成処理により、塩水噴霧試験で亜鉛めっきの４倍以上(1,000時間以上赤錆発生なし)と優れた耐食性が得られます。

皮膜硬度はビッカース硬度Ｈｖ３５０～４５０で、亜鉛および亜鉛系合金めっきの中で最も硬く、キズがつきにくい皮膜です。

当社では三価クロメート有色、三価クロメート黒色の処理が可能です。
※黒色に関しては一度ご相談ください。

バレルを使用したアルカリ型の亜鉛めっき加工で、
被膜力と均一電着性に優れています。

バレル内で品物は攪拌されることもあり、
吊るしでのめっきと比較して
定性的かつ定量的なめっきの品質となります。


そのため形状の小さいものや、ボルト、ネジのように穴がなく、吊り下げてめっきが出来ないものなどを大量に処理したい場合に回転めっきは適しています。


亜鉛めっき＋三価クロメート処理により耐食性を持たせており、
当社では三価クロメート有色，三価クロメート青色、三価クロメート黒色の処理が可能です。

焼き入れ品については水素脆性処理(ベーキング)が出来ます。

治具を使用して製品を吊り下げて行う、
優れたベーキング性と二次加工性を持ったアルカリ型の亜鉛めっき加工です。

それぞれの製品に適した治具を使用するため、
形状が大きいもの、擦り傷、打痕を嫌うものに適しています。
サイズの大きいものは最大 W500×L1100のサイズまでは処理可能です。

当社では三価クロメート有色，三価クロメート青色、三価クロメート黒色の処理が可能です。

※回転亜鉛めっきと静止亜鉛めっきでは三価クロメート有色の色味に差異があります。
ご選定の際はその点をご留意ください。


また特殊な治具(補助陽極)を使用することで長さのあるパイプの内側など、本来電気めっきでは加工することが難しい箇所にめっきをすることが可能です。

焼き入れ品については水素脆性処理(ベーキング)が出来ます。

鉄に四三酸化鉄（Fe₃O₄）の丈夫でムラのない黒色皮膜を生成させる処理です。
素材自体の表面光沢に準じた、色むらのない均一な光沢皮膜が得られます。

皮膜の厚さは1～2μm で寸法精度に影響を与えず、精密部品、ボルト、ナットや耐熱さび止め用として使用できます。

また油、ラッカー等の塗布により著しく耐食性が向上します。